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東京2020パラリンピック[車いすバスケット]日本代表の戦績・動画配信は?

東京2020パラリンピック 車いすバスケットの日程

競技スケジュール

2021年8月25日(水)〜9月5日(日)

<男子>

  • 8月25日〜30日 グループA・B予選
  • 9月1日 準々決勝、11-12位決定戦
  • 9月2日 9-10位決定戦
  • 9月3日 準決勝、7-8位決定戦
  • 9月4日 5-6位決定戦
  • 9月5日 決勝、3位決定戦

<女子>

  • 8月25日〜29日 グループA・B予選
  • 8月31日 準々決勝、9-10位決定戦
  • 9月2日 準決勝、7-8位決定戦
  • 9月3日 5-6位決定戦
  • 9月4日 決勝、3位決定戦

車いすバスケットの競技概要・魅力

<競技概要>

車いすバスケットボールは、脊髄損傷や切断等下肢に主な障害のある選手を対象にした競技。回転性や敏捷性の高い、専用の車いすに乗って行うバスケットボール。ボールの大きさやコートのサイズ、ゴールの高さや出場人数など基本的なルールはオリンピックとほぼ同じ。美しい放物線を描くシュートの正確性や車いすで走るスピード感、勢いあまって転倒もある選手同士の激しいぶつかり合いなど、多彩な魅力が人気の競技だ。

大きな特徴は「クラス分け」選手は障がいの程度や身体能力によって、重いほうから順に1.0点から4.5点まで0.5点刻みで8クラスに分けられ、コート上の5選手の合計点を14.0点以内で構成するというルールだ。幅広い選手起用が必要で、緻密な戦略に基づいた役割分担によるチームワークも見どころとなる。

巧みな車いす操作(チェアスキル)も見逃せない。車いすにはブレーキがなく、ダッシュ、ストップ、ターンなど選手はすべて自身の手で行うが、シュートには微妙なボールタッチが欠かせないため、ほとんどの選手は素手で車いすを操作する。体幹や腰を使って体の一部のように車いすを操る選手もいて、その身体能力の高さにも驚かされる。

<競技の魅力>

ハイポインターの華麗なプレーのみならず、ローポインターのアウトサイドシュートや重要な守備的役割にも注目

車いすバスケットボールは、障がい者スポーツの中でも世界的に人気、普及度ともに高い競技の一つだ。オリンピックのバスケットボールとの大きなルールの違いは、ダブルドリブルがない、トラベリングの代わりにボールを持って車いすを手で漕ぐこと(プッシュ)は連続2回まで、といったものに加えて、最大の特徴であり醍醐味が「クラス分け」だ。

それぞれ1.0点から4.5点までの持ち点を与えられた選手を14.0点以内で組み合わせるというルールにより、障がいの重い選手(1.0~2.5点/ローポインター)から軽い選手(3.0~4.5点/ハイポインター)までバランスよく起用しなくてはならない。

ハイポインターは主に攻撃面での活躍が期待され、スピーディーな車いす操作でディフェンスの壁をすり抜け、シュートを決めていく。一方、ローポインターは攻守の要。相手の動きを予測したディフェンスでは、相手選手をブロックして味方ハイポインターを助けるなどのプレーに注目したい。また、アウトサイドシュートがチームに勢いをつける。

車いすバスケットボールでよく見られるプレーの一つに、「スクリーンプレー」がある。相手ディフェンスにスクリーン(壁)をかけてブロックし、味方のシュートを助けるというバスケットボールの基本戦術だが、競技用の車いすは幅が広く、スクリーン(壁)を回避するための方向転換にはスペースが必要になるため、とても効果的だ。応用編の「ピック&ロール」もある。相手にスクリーンをかけること(ピック)で生まれたスペースにすばやく移動(ロール)してパスを受け、シュートを決めるコンビネーションプレーだ。

また、バックコートで相手にスクリーンをかけて動きを封じ、守備への参加を遅らせる「バックピック」も多用される。アウトナンバーでゴールに向かう味方のシュートチャンスをアシストする重要なプレーだ。他にも、ローポインターが相手ハイポインターを止める動きなど、車いすバスケの独特な戦術にも注目だ。

勝利に直結するシュートの精度も重要だ。競技用車いすに座ったまま、ジャンプや下半身の反動も使わずシュートする選手たちの武器は鍛え抜かれた腕力だ。最近はスリーポイントシュートの決定率も上がっており、勝敗のカギを握る重要な要素の一つになっている。

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今大会の車いすバスケットの見どころは?

車いすバスケットボールは第1回パラリンピックのローマ1960大会から正式競技として実施されている。競技の魅力などから急速に世界に広まり、現在は100カ国以上で実施されている人気競技だ。

ドイツ、スペイン、イタリアなどのリーグには海外からプロ契約で参戦する選手も多く、アメリカには大学リーグが存在する。世界のトッププレーヤーが集まり、切磋琢磨する場にもなっている。

世界情勢としては、バスケットボール人気とも相まって欧米勢が圧倒的な強さを見せる。男子はほぼ近年、アメリカ、オーストラリア、カナダの3強がメダル争いを繰り広げてきた。だが、リオデジャネイロ2016大会ではアメリカが金メダルを獲得するも、銀メダルはスペイン、銅メダルはイギリス、4位にはトルコが入るなど、勢力図に変化が見られる。

注目の選手は「世界ナンバー1」と評される、パトリック・アンダーソン(カナダ)だ。カナダ代表として1998年から活躍、コートを縦横無尽に駆け回り、チームをけん引する。パラリンピックではシドニー2000大会、アテネ2004大会、そしてロンドン2012大会での金メダル獲得に大きく貢献した。ロンドン2012大会後に一度、代表を離れたが、2016年に復帰。40代で迎えることになる東京2020大会で、王座奪還に挑む。持ち前のダイナミックなプレーに熟練の技も兼ね備えた彼の雄姿が楽しみだ。

女子も欧米勢が優勢で、リオデジャネイロ2016大会ではアメリカが金メダル、ドイツが銀メダル、オランダが銅メダルを獲得した。他に過去3連覇しているカナダや、リオデジャネイロ2016大会出場は逃したものの表彰台常連だったオーストラリア、それに待ったをかける中国にも注目だ。

日本は男子がトロント1976大会から11回連続出場を果たしており、過去最高は7位。東京2020大会ではメダル獲得を期し、スピーディーな攻守の切り替えを武器とする「トランジションバスケ(速攻)」を強化中。リオ2016大会に17歳で出場した若きエース鳥海連志をはじめ、古澤拓也など、若手選手がチームに勢いをつける。そこに経験豊富なベテラン選手がチームをけん引し、「全員バスケ」で東京2020大会に挑む。

女子は初出場のニューヨーク・エイルズベリー1984大会で銅メダル、シドニー2000大会でも再び銅メダルを獲得している。俊敏性を活かした「トランジションバスケ」で北京2008大会以来の出場となる東京2020大会で巻き返しを狙う。

グループA女子予選 日本 vs. オーストラリア

2021年8月25日(水)17時〜

テレビ放送

  • 中継 8月25日 [BS1]

結果 日本 73 – 47 オーストラリア

東京パラリンピック、車いすバスケットボール女子の予選リーグの初戦で、日本はロンドン大会で銀メダルを獲得したオーストラリアに73対47で勝ちました。

日本は前半、高さのあるオーストラリアの攻撃に苦しめられながらも、スピードのある攻めで優位に試合を進め、34対28と6点リードで折り返しました。

後半も日本の攻撃の勢いは止まらず、北田千尋選手が持ち味のシュート力を生かして、チーム最多の16得点をあげるなどして73対47で勝ちました。

グループA女子予選 日本 vs. イギリス

2021年8月26日(木)11時15分〜

テレビ放送

  • 中継 8月26日 [NHK総合]

結果 日本 54 – 48 イギリス

車いすバスケットボール女子の予選リーグ2試合目で、日本はイギリスに54対48で勝って2連勝としました。

日本は同点で迎えた第2クオーターに小田島理恵選手のスリーポイントシュートなど多彩な攻めで得点を重ね、前半を25対21とリードして折り返しました。後半もスピードのある攻撃で試合を優位に進め、終盤の相手の追い上げを振り切って54対48で勝ちました。

グループA男子予選 日本 vs. コロンビア

2021年8月26日(木)20時30分〜

テレビ放送

  • 中継 8月26日 [NHK総合]

結果 日本 63 – 56 コロンビア

東京パラリンピック、車いすバスケットボール男子の日本代表は都内の会場で行われた予選リーグ初戦でコロンビアと対戦し、63対56で勝ちました。

日本は、試合開始からわずか7秒でエースの藤本怜央選手がスリーポイントシュートを決めて先制し、その後は22歳の鳥海連志選手を中心に守備から素早く攻撃に切り替える速攻などで得点を重ね、36対28とリードして前半を終えました。

後半はお互いに得点を重ねられない時間帯もありましたが、鳥海選手の巧みなバックパスに反応したキャプテンの豊島英選手がシュートを決めるなどして日本は試合を通して終始リードを守って63対56で勝ちました。鳥海選手はこの試合、15得点、17リバウンド、10アシストの活躍でした。

グループA女子予選 日本 vs. カナダ

2021年8月27日(金)9時〜

テレビ放送

  • 中継 8月27日 [BS1]

結果 日本 35 – 61 カナダ

東京パラリンピック、車いすバスケットボール女子の日本代表は予選リーグの3戦目でカナダと対戦し、35対61で敗れました。

日本は前半、カナダの高さを生かした攻撃に対応できず、ゴール下に攻め込まれて次々と得点を奪われ、14対31と大きくリードされました後半も相手の攻撃を抑えきれず、点差を広げられた日本は35対61で敗れました。

この試合、日本は攻撃でもシュートの成功率が26%にとどまり、40%を超えたこれまでの2試合に比べ、精度を大きく欠いてふた桁得点は10点をあげた藤井郁美選手だけでした。敗れた日本は予選リーグ3戦を終えて2勝1敗となりました。

グループA男子予選 日本 vs. 韓国

2021年8月27日(金)20時30分〜

テレビ放送

  • 中継 8月27日 [BS1]

結果 日本 59 – 52 韓国

東京パラリンピック、車いすバスケットボール男子の日本代表は都内の会場で行われた予選リーグで韓国に59対52で勝って初戦から2連勝としました。

日本は序盤、相手のポイントゲッターへのマークを徹底するなど積極的な守備から試合の主導権を握り、攻撃では好調のエース、藤本怜央選手が正確なシュートで得点を重ねて前半で31対21と10点をリードしました。

後半、韓国に一時、詰め寄られましたが、鳥海連志選手の絶妙なパスに反応した豊島英選手がゴール下でシュートを決めるなど最後までリードを守って59対52で勝ちました。

グループA男子予選 日本 vs. カナダ

2021年8月28日(土)14時45分〜

テレビ放送

  • 中継 8月28日 [TBS]

結果 日本 62 – 56 カナダ

東京パラリンピック第5日の28日、車いすバスケットボール男子1次リーグA組の日本はカナダに62―56で勝利した。開幕3連勝で、準々決勝進出を決めた。

前半日本は早めにタイトにディフェンスを試みるがカナダの強みであるインサイドを防げず、得点を量産される。オフェンスもリズムが良くない中、打たされるシュートが多くなり、シュート決定率が低く、11点のビハインドで終わってしまう。後半に入ると、日本の攻撃が噛み合い、カナダを猛追する。日本のエース香西のシュートタッチが冴え渡り、後半だけで4本の3ポイントシュートを含む21得点を決め、逆転勝利への原動力となった。日本はディフェンスでも集中し、試合終盤のカナダにインサイドでシュートを打たせないディフェンスで対抗。リードを保って、見事に勝利し、準々決勝進出を決めた。

グループA女子予選 日本 vs. ドイツ

2021年8月29日(日)11時15分〜

テレビ放送

  • 中継 8月29日 [BS1]

結果 日本 54 – 59 ドイツ

東京パラリンピック、車いすバスケットボール女子で、すでに準々決勝進出を決めている日本はドイツと対戦して54対59で敗れ、予選リーグを2勝2敗で終えました。

日本はリバウンドやパスカットなどから素早く攻守を切り替えて、うまくボールを運んで得点を重ね、第2クオーターを終えた時点で26対22とリードしました。日本はその後も得点を重ね、第3クオーターでは一時、最大で10点のリードを奪います。

しかし、最終の第4クオーター、高さで勝るドイツにゴール前までパスをつながれて立て続けに得点を奪われ、試合終了まで35秒のところで逆転を許し、54対59で敗れました。この結果、日本は予選リーグを2勝2敗で終えました。

グループA男子予選 日本 vs. スペイン

2021年8月29日(日)20時30分〜

テレビ放送

  • 中継 8月29日 [BS1]

結果 日本 61 – 79 スペイン

東京パラリンピック、車いすバスケットボール男子の日本は、予選リーグの第4戦でスペインに61対79で敗れ、通算成績を3勝1敗としました。

日本は、序盤から相手の高さを生かした攻撃に対応できず、ゴール下から次々に得点を奪われ、前半を18点リードされてました。後半、日本は第3クオーターから出場した鳥海連志選手が攻撃の中心となって、素早いボール運びから流れを引き寄せ、一時は9点差まで詰め寄りました。しかし、その後も相手の攻撃を止められず、日本は61対79で敗れ、予選リーグで初めての黒星を喫しました。

グループA男子予選 日本 vs. トルコ

2021年8月30日(月)14時45分〜

テレビ放送

  • 中継 8月30日 [NHK総合]

結果 日本 67 – 55 トルコ

東京パラリンピック、車いすバスケットボール男子の日本は、予選リーグの最終戦でトルコと対戦し、67対55で勝利しました。日本はすでに準々決勝進出を決めていて、通算成績4勝1敗で予選リーグを終えました。

日本は第1クオーターには3点差をつけられたものの、続く第2クオーターでは強化してきた攻守の素早い切り替えからエースの藤本怜央選手がシュートを次々と決めて逆転し、前半で28対27と1点をリードしました。後半は鳥海連志選手を中心に相手のパスを次々とカットして速攻につなげたほか、香西宏昭選手が正確なシュートを決めるなど、さらにリードを広げて67対55で勝ちました。

香西選手は、この試合2本のスリーポイントシュートを決めるなどチーム最多の22得点の活躍でした。日本は予選リーグの通算成績を4勝1敗として、グループ2位で通過し、準々決勝に臨みます。

女子 準々決勝 日本 vs. オランダ

2021年8月31日(火)20時45分〜

テレビ放送

  • 中継 8月31日 [NHK総合]

結果 日本 24 – 82 オランダ

東京パラリンピック車いすバスケットボール女子の日本は準々決勝で、前回大会銅メダルのオランダと対戦し、24対82で敗れました。

日本は序盤から終始、オランダの高さを活かした攻守で苦しめられた。中でも躍動するクラマーとベイヤーの2人に対して成す術なく、合わせて58点を決められてしまう。日本も粘り強い守備や思い切りの良いシュートを見せる場面もあったが、結果的に点差を詰めることができず、58点もの大差をつけられる敗戦となった。世界王者のオランダに実力の差を見せつけられ、自国開催の東京パラリンピックは準々決勝で敗退することになった。

男子 準々決勝 日本 vs. オーストラリア

2021年9月1日(水)20時45分〜

テレビ放送

  • 中継 9月1日 [Eテレ]

結果 日本 61 – 55 オーストラリア

東京パラリンピック、車いすバスケットボール男子の準々決勝で、日本がオーストラリアに61対55で勝ち、この種目で初めての準決勝進出を決めました。

日本は序盤、高さのある相手に対して、プレッシャーをかけてゴール下に入らせないディフェンスで第1クオーターを14対14の同点で終えます。第2クオーターでは香西宏昭選手のスリーポイントシュートで流れをつかみ、35対30と5点リードで前半を折り返しました。第3クオーターは、鳥海連志選手を中心としたスピードのある攻撃で点数を重ねて、47対39とリードを8点に広げました。最終の第4クオーターは粘りを見せるオーストラリアに2点差にまで迫られましたが、エースの藤本怜央選手が勝負どころで連続してシュートを決めて61対55で勝ち、日本はこの種目で初めての準決勝進出を決めました。

女子 5-6位決定戦 日本 vs. カナダ

2021年9月3日(金)15時〜

テレビ放送

  • 中継 9月3日 [BS1]

結果 日本 49-68 カナダ

車いすバスケットボール日本女子は5位、6位決定戦でカナダと対戦し、途中出場の北田千尋がチームトップとなる20得点の活躍を見せながらも第1クォーターに大量リードを許したことが最後まで響いて49―68で敗戦して日本は6位となった。

第1クォーターは残り6分36秒まで0ー8と得点を奪えず、その中で残り6分22秒に網本が決めたバックシュートがチーム初得点となった。しかしその後も苦しい展開が続き第1クォーターは4ー22と大量リードを許して終えた。第2クォーターは途中出場の北田が9得点を奪ったが、相手との得点を縮めることが出来ず17ー38と21点リードを許して前半を折り返した。第3クォーターも日本は得点を重ねながらも相手の攻撃を止めきれず31―57で終え、第4クォーターも全力で戦いながらも点差を縮められず49―68で敗戦した。

男子 準決勝戦 日本 vs. イギリス

2021年9月3日(金)20時45分〜

テレビ放送

  • 中継 9月3日 [NHK総合]

結果 日本 79-68 イギリス

東京パラリンピック、車いすバスケットボール男子の準決勝で日本はイギリスに79対68で勝ち、初の決勝進出を決めました。

序盤、日本はイギリスの正確なシュートに苦しみ、8点のリードを許して第1クオーターを終えます。続く第2クオーターでは鳥海連志選手を中心に素早くパスを回して得点を重ね、相手のリードを3点まで縮めました。そして第3クオーターの開始1分すぎ、日本が強化してきた守備からの素早い攻撃で逆転すると、その後香西宏昭選手がスリーポイントシュートを決めたほか、鳥海選手がチーム最多の20得点を挙げるなどして79対68で勝ち、日本は初の決勝進出を決めました。

男子 決勝戦 日本 vs. アメリカ

2021年9月5日(日)12時30分〜

テレビ放送

  • 中継 9月5日 [NHK総合]

結果 日本 60-64 アメリカ

東京パラリンピック、車いすバスケットボール男子の決勝で、日本は強豪・アメリカに60対64で敗れ銀メダルとなりました。この種目で日本がメダルを獲得するのは初めてです。

開始早々、日本はエースの藤本怜央選手がスリーポイントシュートを決めて流れにのると、得点を重ねて序盤、リードする展開でしたが、アメリカのスピードと技術のある攻撃で追い上げられ、18対18の同点で第1クオーターを終えます。続く第2クオーターはアメリカにゴール下からシュートを打たれる場面を多く作られ、27対32と5点を追いかける展開で前半を折り返しました。第3クオーターは日本が磨いてきた積極的な守備からの速攻が光り、香西宏昭選手のシュートで同点に追いつくと、その直後、鳥海連志選手のシュートで逆転し、46対45と1点をリードして終えました。最終の第4クオーターでは一進一退の攻防が続くも、中盤の勝負どころで日本は4連続で得点を許し、60対64で惜しくも敗れ日本は銀メダルとなりました。

終了した試合(テレビ中継)の動画を見る方法

東京2020パラリンピック[車いすバスケット・男子]の日本代表チームの対戦は、NHK総合やEテレで放送された後、1週間は「NHKプラス」で視聴することができます。ただし、NHKプラスはNHK総合テレビ・Eテレの放送番組が対象となっており、BS放送の番組は配信されませんのでご留意ください。

また、NHKプラスの五輪特設サイト「東京2020オリンピック・パラリンピック」では、一部の試合のライブ配信やハイライト動画が配信される予定です。

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