東京2020オリンピック聖火ランナー最終走者は誰か?
オリンピック開催が近づくにつれ、「聖火ランナーの最終走者が誰になるのか?」という話題が白熱しています。最終走者は開会式で聖火台に火を付けるという大役です。もし選ばれれば、こんな栄誉なことはありません。最終走者の人選については、当日まで秘密にされるようなのですが、おそらく水面下では話が進められていることと思います。
そこで、名誉ある東京2020オリンピック聖火ランナー最終走者は誰になるのかを予想してみたいと思います。
最近の聖火ランナー最終走者の選考傾向
最近のオリンピックで最終走者となったランナーの傾向は、[1]アスリートとしての実績(オリンピックや世界大会などでの優勝実績など)、[2]スポーツの発展に貢献している、[3]世界的なトップスターとして知られている、[4]現役選手よりは引退している人(ただし、高齢者は健康状態による)といった感じです。
しかし、これはどうみてもアスリートであることが前提となっているようです。しかし、「戦後からの復興」と銘打って行われた1964年の東京大会では、原爆投下の日に広島県で生まれた坂井義則さん(当時19歳)が最終ランナーに選ばれています。そう考えると、今回の「復興五輪」でも被災地で復興に力を注いできた一般人が選ばれるということもありえるのではないでしょうか。
私が選んだ候補者
- イチロー 米大リーグで日本人選手史上初の首位打者を獲得
- 羽生結弦 フィギュアスケート男子シングル オリンピック2連覇
- 北島康介 競泳 オリンピックで金4個を含むメダル7個獲得
- 吉田沙保里 女子レスリング オリンピック3連覇
- 高橋尚子 2000年シドニーオリンピック 女子マラソン金メダリスト
- 池江璃花子 白血病の闘病から復帰 2024年パリ五輪出場とメダル獲得を目指す
- 一般人 東北の被災地で復興に力を注ぐ
米大リーグで圧倒的な実績を残したイチローは世界的なスーパースターとして有力候補であることは間違いありません。ただし、唯一の難点があるとすれば、オリンピックでは馴染みのない「野球」というスポーツから選ぶだろうか!?ということです。
羽生結弦は、男子フィギュア界ではトップアスリートとして実績も知名度もあり、さらに東北出身であることから「復興五輪」にも添うアスリートとして有力候補であることは間違いありません。さらに、開会式で総合統括を務める狂言師の野村萬斎との関係性もあります。ただし、唯一の難点があるとすれば、ウインタースポーツのジャンルから選ぶだろうか!?ということです。
北島康介、吉田沙保里、高橋尚子は、ともに現役時代の華々しい実績があり、知名度や人気も高く、最終走者として申し分のない人物です。ただ、唯一の難点があるとすればその人選にストーリー性が全く感じられないことです。敢えて言うと、妥当すぎてサプライズがないということです。
池江璃花子は東京五輪を目前にして不運にも白血病で闘病生活を余儀なくされましたが、これからアスリートに復帰して4年後のパリ五輪出場とメダル獲得を目指すことを宣言しており、彼女の不屈の精神力が多くの人々を勇気づけました。個人的には、ぜひとも最終走者になってもらいたいアスリートです。私は、最有力候補だと思っています。
そんな池江璃花子よりもふさわしい候補がいるとすれば、やっぱり今回の「復興五輪」には東北の被災地で復興に力を注いできた人たちからの人選しかないと思います。
聖火ランナー最終走者
大坂なおみさんでした。
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