目次
東京2020オリンピック[野球]
<大会方式>
- 出場国は6ヶ国。
- 一次リーグは、世界ランクによりA、Bの2組に分ける総当たり戦。
- グループA[日本、ドミニカ共和国、メキシコ]
- グループB[アメリカ、イスラエル、韓国]
- 勝敗が並んだ場合は(1)直接対決成績(2)得失点率差(3)得自責点率差(4)チーム打率(5)コイントスの順で決定。
- 一次リーグの順位に基づきノックアウトステージへ。
<主なルール>
- 試合方式 9回制。延長10回からタイブレークを行う。
- タイブレーク 無死一、二塁から始める。
- コールドゲーム 5回以降15点差以上、7回以降10点差以上(決勝と3位決定戦は適用しない)。
- 投球時間制限 無走者の場合、捕手の返球を受けてから20秒以内に投球しなければならない。
- 指名打者 採用。
- リプレー検証 監督は映像によるリプレー検証を要求できる。
- 使用球 SSK社製。
グループA 日本 vs. ドミニカ共和国
2021年7月28日(水)12時〜 [福島・あづま球場]
テレビ放送
- 中継 7月28日11時30分〜[Eテレ/NHK総合]
結果
日本 4 – 3 ドミニカ共和国 ※逆転サヨナラ勝ち
日本は初戦でドミニカ共和国に4対3で逆転サヨナラ勝ちし、白星スタートとなった。
先発した山本由伸投手は6回をヒット2本無失点と好投したが、2人目の青柳晃洋投手が7回に3本のヒットを打たれて2点を先制された。9回にも5人目の栗林良吏投手が追加点を与えた。
打線は7回に1点を返し9回には同点としたあと、1アウト満塁から坂本勇人選手がヒットを打って4対3で逆転サヨナラ勝ちし、初戦白星スタートとした。
グループA 日本 vs. メキシコ
2021年7月31日(土)12時〜 [横浜スタジアム]
テレビ放送
- 中継 7月31日 11時45分〜[TBS]
結果
日本 7 – 4 メキシコ
日本は予選リーグ第2戦でメキシコに7対4で勝って2連勝。グループAを1位で通過し、準々決勝進出を決めた。
試合は日本が1点を追う2回、9番・甲斐拓也選手のタイムリーヒットで同点とし、3回には内野ゴロの間に1点を勝ち越した。そして4回は1番・山田哲人選手が今大会チーム初ホームランとなるスリーラン、7回には2番・坂本勇人選手がソロホームランを打って突き放した。
先発した森下暢仁投手は5回を2失点にまとめ、このあと、3人目の平良海馬投手が8回にホームランを打たれて2点を失った。それでも9回は栗林良吏投手が3者凡退に抑えて日本が7対4で勝ち予選リーグ2連勝。グループAを1位で通過し準々決勝進出を決めた。
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準々決勝 日本 vs. アメリカ
2021年8月2日(月)19時〜
テレビ放送
- 8月2日 18時30分〜[TBS]
結果
日本 7 – 6 アメリカ ※延長10回サヨナラ勝ち
東京オリンピックの野球、日本は準々決勝で延長10回、アメリカに7対6でサヨナラ勝ちし、準決勝進出を決めた。
日本は横浜スタジアムで行われた準々決勝でアメリカと対戦、3回に3番・吉田正尚選手のタイムリーヒットなどで2点を先制した。このあと先発の田中将大投手が4回に3点を失って逆転を許し、5回には3人目の青柳晃洋投手がアメリカの4番バッターにスリーランホームランを打たれて3対6とされた。
そのあと打線は4番の鈴木誠也選手が5回に今大会初ヒットとなるソロホームランを打つなどして追い上げ、9回にはワンアウト一塁三塁から柳田悠岐選手の内野ゴロの間に1点をあげて、6対6の同点とした。そして、ノーアウト一塁二塁から始まるタイブレーク制での延長戦に入り、日本は10回、ワンアウト二塁三塁から途中出場の甲斐拓也選手がタイムリーヒットを打って、7対6でサヨナラ勝ちした。
この結果、日本は4日行われる準決勝で、韓国と対戦することになった。
準決勝 日本 vs. 韓国
2021年8月4日(水)19時〜
テレビ放送
- 中継 8月4日 19時30分〜[NHK総合]
結果
日本 5 – 2 韓国
日本は横浜スタジアムで行われた準決勝で韓国と対戦し、2対2の同点で迎えた8回、2アウト満塁から1番の山田哲人選手が走者一掃のタイムリーツーベースを打って5対2で競り勝ち、決勝進出を決めた。この結果、銅メダルを獲得した2004年のアテネ大会の銅メダル以来となるメダルが確定しました。
試合が動いたのは3回、侍ジャパンは先頭の8番・村上宗隆、9番・甲斐拓也が連続安打、1番・山田哲人の犠打で二、三塁とチャンスを拡大させ、2番・坂本勇人はセンターへ犠飛で先制。さらに5回、1死三塁から3番・吉田正尚が適時打で追加点を奪った。
先発・山本由伸は、5回まで8奪三振を奪うなど韓国打線を圧倒したが、6回、先頭のパク・ヘミンの安打に左翼手・近藤健介の失策が重なり無死二塁とされると、続く2番カン・ベクホに適時打を許し、1点差に。さらに一、三塁のピンチを迎え、4番ヤン・ウィジを空三振としたところで、2番手・岩崎優にスイッチ。岩崎は、5番キム・ヒョンスにセンター前へ運ばれ同点に追いつかれた。
7回からは、伊藤大海がマウンドに上がり、2イニングを無失点。打線は同点のまま迎えた8回裏、この回からマウンドに上がったコ・ウソクに対して1死から6番・柳田悠岐が安打を放ち、続く近藤健介の一ゴロで走者は入れ替わったが、パスボールで近藤が二塁へ。8番・村上宗隆は申告敬遠、9番・甲斐拓也は四球で2死満塁の局面を迎え、1番・山田哲人は初球の速球を完璧に捉えた。打球は左中間のフェンスに直撃する走者一掃の適時二塁打。この一打で3点のリードを奪った。
3点リードの9回には、守護神・栗林良吏が登板。四球とワイルドピッチで無死二塁とされたが、後続を落ち着いて打ち取り、無失点で試合を締めくくった。
決勝 日本 vs. アメリカ
2021年8月7日(土)19時〜
テレビ放送
- 中継 8月7日 19時〜[NHK総合]
結果
日本 2 – 0 アメリカ
東京オリンピック、野球の決勝で日本はアメリカに2対0で勝って金メダルを獲得した。日本は公開競技だった1984年のロサンゼルス大会で金メダルでしたが、3大会ぶりに復活した今大会、正式競技では初めての金メダル獲得となった。
日本は3回、1アウト後、8番 村上宗隆選手が左中間へソロホームランを打って先制した。そして、8回は1アウト二塁で3番 吉田正尚選手がセンター前にヒットを打ち、相手のエラーも重なって追加点が入った。
投げては、先発した森下暢仁投手が5回をヒット3本無失点と好投し、6回は千賀滉大投手、7回は伊藤大海投手、8回途中からは岩崎優投手が登板して、それぞれ持ち味を発揮し、得点を与えなかったま。
そして9回は、5試合連続の登板となった栗林良吏投手が2アウトからランナーを1人出したが、後続を抑えて日本が2対0で勝ち、金メダルを獲得した。
終了した試合(テレビ中継)の動画を見る方法
東京2020オリンピック[野球]の日本代表チームの対戦は、NHK総合やEテレで放送された後、1週間は「NHKプラス」で視聴することができます。ただし、NHKプラスはNHK総合テレビ・Eテレの放送番組が対象となっており、BS放送の番組は配信されませんのでご留意ください。
また、NHKプラスの五輪特設サイト「東京2020オリンピック・パラリンピック」では、一部の試合のライブ配信やハイライト動画が配信される予定です。
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